アフタヌーンティーでの食べ方、マナーを総まとめ!

アフタヌーンティー

お出かけしたくなる季節になりました。

お洒落なホテルやカフェで、ゆったりと優雅なアフタヌーンティーを楽しむのは憧れますよね。

アフタヌーンティーにお出かけする前に知っておきたい食べ方、マナーをまとめました。



アフタヌーンティー、知っておきたい食べ方・マナー

アフタヌーンティーといえば、大人の象徴のようなもの。

でも、「アフタヌーンティーってマナーが細かそう。」「アフタヌーンティーにどんな服装で行っても大丈夫なの?」

そんな悩みがあって、なかなかアフタヌーンティーに行けずにいる人も多いかもしれません。

そこで今回は、アフタヌーンティーのマナーについて、あらゆるポイントからまとめてみました。

本場イギリスのマナーやナプキン、料理の取り方、服装など、アフタヌーンティー初心者が気になるところに注目しています。

マナーが怖くてアフタヌーンティーを諦める必要はありませんよ!

1.アフタヌーンティーのマナーはイギリス由来!




アフタヌーンティー発祥の地、イギリス。

アフタヌーンティーの基本的なマナーは、イギリス式のものが今も定着しています。

まず、イギリスでは、ハイティーとアフタヌーンティーの区別があります。

この2つを混同しないのが、イギリス流アフタヌーンティーの大前提となるマナー。

2つの違いを見てみましょう。

アフタヌーンティー ハイティー
食べるタイミング 遅い夕食の前、3時半~5時頃 夕食を兼ねたお茶の時間
食べる物 サンドウィッチ、スコーン、ペストリー パン、ケーキの他に肉や魚も含む軽めの食事、アルコール
提供の仕方 小さなラウンジ・テーブル、低いテーブル 食事用の高いテーブル
始めた人々 イギリスの貴婦人、富裕層 スコットランドの労働者階級

アフタヌーンティーはハイティーに比べて、食事というよりはおやつのイメージであることが分かりますね。

2.アフタヌーンティーのマナー~ナプキン編~




ちょっと高級なレストランやカフェでも用意されているナプキン。

アフタヌーンティーのナプキンは、食事のナプキンよりやや小さめですが、基本的に使い方は同じです。

席に着いたら、アフタヌーンティーのメニューが出てくる前、あるいはテーブルに揃う前に膝にかけておきます。

ナプキンは口や手を拭くためにありますが、ゴシゴシとしっかり拭くのはNG。

ナプキンの内側で軽く口元や指先を押さえるようにして使いましょう。

また、ナプキンはアフタヌーンティーを食べ終わった後にも活躍します。

ナプキンを綺麗にたたまずに、ふわっとテーブルの上に置いて席を立ちましょう。

これは、“アフタヌーンティーが美味しかった、素敵な時間をありがとう”という意味を表します。

ナプキンをたたんだ方が、相手に感謝の気持ちが伝わりやすい気がしますよね。

でも、綺麗にたたむと逆に“美味しくなかった、あまり良い時間ではなかった”という意味と受け取られてしまう可能性があるのです。

直接言葉で伝えなくても、ナプキンで表現できるなんて、大人の雰囲気満載ですね!

3.アフタヌーンティーのマナー~取り方編~




アフタヌーンティーの定番といえば、3段スタンドですよね。

このスタンドには、

上段…ペストリー(ケーキ)

中段…スコーンまたは温料理

下段…フィンガーサンドウィッチ

といった順番で乗っています。

スコーンはスタンドとは別に運ばれてくる場合もありますね。

スタンドは基本的に下段→中段→上段の順で食べるのが良いとされます。

確かに、軽食から始まり、デザートで終わるという流れは自然で、しかも食べやすいかもしれませんね。

ですが、実は最近では取り方にルールはなくなってきました。

自分の食べたい順に自由に取って構わないとも言われています。

ただ、迷った時は“下から順番に”と覚えておくと良いですね。

また、スタンドのお皿は外さずに、食べたいものを自分の取り皿に取ってから食べましょう。

スタンドから直接口に運ぶことはNGです。

ちなみに、サンドウィッチとスコーンは手で取ります。

サンドウィッチなど大きくて一口で食べるのが厳しい時は、取り皿に置いてからナイフとフォークで切って食べましょう。

4.アフタヌーンティーのマナー~お菓子編~




スコーンはナイフで切るのがマナーに思えますが、手で割って食べます。

ナイフを使うのはスコーンにクロテッドクリームやジャムを塗る時だけ。

手で割る時は、真ん中から上下に分けて、間に挟まずにそれぞれ別々に食べるのがマナー。

細かく分けてスコーンをこぼしたり、丸ごとかぶりついたりしてはいけません。

クロテッドクリームとジャムを一緒に塗る時は、どちらが先でも大丈夫ですよ。

お菓子といえば、上段のペストリー(ケーキ)ですね。

ケーキは、手や小さなフォークで取り皿に取って食べます。

サンドウィッチと同様に、無理に一口で食べようとせずに、ナイフで切って食べるようにしましょう。

5.アフタヌーンティーのマナー~服装編~




アフタヌーンティーにはこの服装!といったはっきりとした決まりはありません。

ですが、

  • ジーパン
  • ジャージ
  • スウェット
  • パーカー
  • Tシャツ
  • 露出度の高い洋服

といったカジュアル過ぎるものや、場の雰囲気に相応しくないものは避けるようにしましょう。

ポイントは、きれいめカジュアルと清潔感です。

ドレスコードほど厳しくはありませんが、ジャケットやワンピース、ややカジュアルなスーツなど、砕けすぎず、きちんと感のある洋服を選ぶと間違いないですよ。

また、足元はスニーカーやサンダルは避けて、パンプスや革靴といったきちんと感のあるものが良いですね。

ただ、最近はホテルやレストランだけではなく、駅ナカや商業施設内のカフェでもアフタヌーンティーを気軽に楽しめるようになりましたね。

駅ナカや商業施設内のカフェは、服装の自由度はもっと高いです。

買い物の途中でちょっと立ち寄る時に、カジュアルな洋服だからと諦めなくても大丈夫ですね。

まとめ

アフタヌーンティーのマナーは、アフタヌーンティー発祥の地であるイギリス式に基づいています。

でも、厳しいマナーがあるわけではなく、意外と自分のスタイルで気楽に楽しめると思います。

レストランでの食事と同じように、相手を不快にさせないための最低限のマナーを押さえておけば大丈夫です。

アフタヌーンティーだからと気を張らずに、普段とは違う特別な時間として楽しんでみてくださいね。

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